池坊550年の歴史🌸映画「花戦さ」
いつも多肉植物とチョコレートの事しか書いていないけど、
今日は1人でもお花の魅力が伝えられればなぁと思い、少しだけプライベートな事書きます。
昨日は日本橋三越で今日までやっている、
池坊(いけのぼうと読みます)の華展「花の力」へ行ってきました。
池坊は550年の歴史があります。
❣️いけばなを見る時は、正面から見てくださいね❣️
生け花の始まりをざっくり説明すると、
山の景色を家の中でも感じましょうという事で池坊が出来たのです。
そこから色んな流派が枝分かれして草月流や小原流などあるんです。
これは生花(しょうか)と言って、手先の力加減のみで曲線を作ります。
床の間に飾っても日の光が当たる側と当たらない側を作ります。この場合、左側が光が当たる方です。
ただ剣山にお花を挿すだけではないんです。
それぞれのお花の特性を表現しつつ美しく生けます。
私がこれを同じようにいけようとすると1時間かかってしまいます。
習い始めて十数年。
まだまだ何も出来ません。
いけばなを習っていると着物を着てやるの?とたまに聞かれますが、お稽古は普段着でむしろ汚れてもいい服やエプロンをします。
おしとやかなイメージですが、枝ものを使って大物を生ける時はノコギリやドリルも使うし、
ある先生が格闘技に近いわねとおっしゃっていました。
6月3日公開の花戦さで野村萬斎さんが着た衣装が飾られています。
お花を題材とした歴史の映画は初めてだそうです。
出演者も豪華です。
私の好きな佐藤浩市さんも出ます♡
話の感じで泣きそうな場面がありそうです。
今、この型(立花正風体といいます)が生けられるように基本のキの部分を習っています。
ここまで行くのにあと何十年かかるのか…
家元の作品
次期家元の作品
映画に出てくる作品です。
池坊は歴史がありますが、時代と共にその生け方にも現代風にアレンジした生け方もあります。
時代と共に生きてます。
そして、少し歩いて松屋銀座で開催しているマミフラワーデザイン展にも行ってきました。
こちらはアートな作品が沢山展示されていて、
4色に分けた空間があり、どのブースも素敵でした。
グリーンが好きかな?
マミ先生は北海道在住で日本で初めてフラワーデザイン学校を設立した方でした。
今回初めて知りましたが、また違う魅力に触れていい1日でした。
池坊は550年
マミフラワーデザインは55年
どちらも55繋がりでなんだか素敵な縁を感じてしまいました。
新しい事を知れて良かったです。









